「僕は、アートを形作る背景はこれだと思っている。血と暴力と硝煙の匂いがしてこない音楽には、なんの興味もない。そうした匂いが、ごくごく日常的なもので、身体の中にまで浸透しているから、ジャマイカ人はあんなにもスウィートな愛の賛歌を歌えるんだと思う。たかが路上の落書きのために、銃で狙われる覚悟をもってるから、グラフィティ・ライターの作品は無限の輝きを得るんだと思う。それは治安の悪い外国の話、じゃあない。」
from "RECOLLECTIONS OF SATO 4" by 川崎大助「米国音楽 2000 FALL 16」ブラッディー・ドルフィンズ(2000)
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