寒い一日。明け方に眠り、午後に目覚める。昨日は、始めてMacでDVDを観た。なかなか良かった。夕方、白楽のレンタル・ヴィデオ店へ。その後、菊名へ。今日も仕事。ここ数日、棚作りの作業に取りかかっている。非常に勉強になる。帰宅して、映画「DEEP BLUE」を観る。「自然」は、凄まじい。
寒い一日。明け方に眠り、午後に目覚める。昨日は、始めてMacでDVDを観た。なかなか良かった。夕方、白楽のレンタル・ヴィデオ店へ。その後、菊名へ。今日も仕事。ここ数日、棚作りの作業に取りかかっている。非常に勉強になる。帰宅して、映画「DEEP BLUE」を観る。「自然」は、凄まじい。
昨日は、タフな一日だった。本日も夕方からバイト。ここのところずーっと働いている。そういうモード。「吸収の時期」か?帰宅後、映画「ミリオンダラー・ベイビー」を観る。刺さった。
昼起床。実は、昨日、コンタクトレンズをなくしたのだった。眼科へ行き、新しいレンズを購入。その後、西口「ハリウッド」へ。そして、菊名で仕事。終了後、福富町「cafe ex.Bodega」へ。「PRESSURE HIGH SOUND SYSTEM」の搬出を手伝う。明け方、帰宅。
が届く。さっそくインストール。夕方から仕事。帰宅して、Mac 2号にも「iLife'06」をインストール。いろいろやりだすとキリがないけど、これからが楽しみ。映画「姿三四郎」を観る。
ここ数日、動きがあった。ググっと山が動いた感じだ。それも一つじゃない。同時多発的に。こういうのって時期が重なる気がする。
最近、山下公園、中華街に行くことが多い。今日、頭の中を高速回転させながら(いろいろアイディアを練りながら)中華街を歩いていたら、視線を感じた。不思議な存在感を感じたんだよね。チラっと見たらエディ藩さんだった。店の中に座って通りを眺めていたよ。もしかしたら店にあるTVを見ていたのかも知れない。俺、中華街、全然詳しくなくて、エディさんの店がそこにあるって知らなくて、ほんとただ歩いていただけだったんだけど。ロックンローラーっていうより一人の人間の存在感を感じたんだよね。まるでインディアンのメディスンマンみたいなさ。佇まいがロビー・ロバートソンみたいだった。その視線に心を射抜かれた。中華街の雑踏の中で。
サウンドシステムは、バンドみたいだ。力を合わせてコトを成し遂げるんだ。
そのためにも一人一人が自立してなきゃならない。
眠った頭を叩き起こして、旅に出るんだ。
さぁ、明日もラジオだ。
PS:昨日、夜中にトリエンナーレ会場に入って、サウンドシステムを設置してきた。音が出た瞬間は最高だった。こりゃ、マジでウェアハウス・パーティーだ。会場が「上屋」って呼ばれてるのは、「ウェアハウス(倉庫)」が、訛ったからなんだよ。
俺達は、この街で音楽を響かせるんだ。音楽で街を揺るがせるんだ。
人々の踊る姿が眼に浮かぶようだよ。
今日は、中華街にてラジオ・チームとキュレーターとの食事会。ちょっとこの冬一勝負に出ようと思っているのだ。先日、「ANOTHER GROUND」にてH君達と話して、どーしても実現させたいアイディアが生まれていたのだ。きっと実現までには様々な紆余曲折があるだろうその企画についてキュレーターのSさんに直接話したら「OKだと思うよ。」とのこと。ホッとした。その後は、紹興酒を飲んで、ご機嫌な中華料理をたらふく食べた。うん、きっとダイジョーブさ。俺達がやろうとしていることは間違ってなんかいないさ。きっと花を咲かせるのさ。手応えを感じて帰宅。再び闘いの日々だ。楽しみながら進もう。
最近は、夜、出歩きもせず家でいろいろとやっています。いろいろ差し迫ってきたってこともあるんですけど。今までになく充実してきたかも知れない。ガーっと集中していろいろできるようになってきた。今日は久しぶりに遊びに行こう!
フーッ、やっと切り抜けた。洗濯物をたたんで、洗い物をして、コンピュータを最適化して(これがトラブっちゃってたんだよね)、よーやく準備完了。これで前に進める。随分と作業はやりやすくなったはず。
昼起床。溜まっていた洗濯物を洗濯。デジタルメディア研究所からメイルマガジンが届く。橘川幸夫さんの言葉に刺激を受ける。衆議院が解散した時は、何か新しいことが始まるかと思ったが、「選挙運動」が従来通りじゃ、茶番じゃないだろうか?「政党政治」、「議会制民主主義」の限界にぶつかっていると思うのだが・・・。ニューオーリンズがハリケーンに襲われた。ファッツ・ドミノが行方不明だという。ダニエル・ラノアのスタジオは大丈夫だろうか?
いよいよ9月。また出発の時だ。
========================================================
●○◎ デメ研・マルキ新聞 宣言も暑い号 2005.09.01 ◎○●
========================================================
オンブック
何度でも何回でも「オンブック宣言」!
──────────────────────────────
【project】 --オンブックが本格的に活動開始!--
──────────────────────────────
戦後社会は「個人の時代へ」というスローガンを叫びながら、ど
んどん本来の個人を「組織=システム」へと吸収していった。世の
中の常識と無縁な作家がタレントになり、町内一の頑固親父だった
酒屋の親父がコンビニのフランチャイジーになった。僕は21世紀
の最大の課題を、「キリストとイスラムの戦い」にしてはならない
し、「2大政党制議会民主主義」にしてはならないと思う。僕にと
って21世紀最大のテーマは「個人と組織の戦い」以外にはない。
僕らは、組織の暴威に、どんどん弱められ、いじけ、判断停止に落
ち入りそうになっているが、それでも、もういちど、この時代に
「個人」の意味を問い直していきたい。
僕は今、新しい本の原稿を書いている。今年になって書き始めた
のだが、8割まで書いて止まっている。テーマは「戦後社会におけ
る組織と個人の関係」だ。あとの2割を書き上げるためには、もう
すこしの衝動が必要だ。それは沸き上がってくるのを待つしかない。
もうすこしだ。
ニートも練炭自殺も、「完成された社会システム」に参加のしよ
うのない「個人」の選んだ一つの道なのかもしれない。あるいは、
その反対の位置に「リフォーム詐欺」や「デイトレードで大儲け」
の若者たちがいる。現象だけ見れば単なる「愚か者」としでしかな
いが、僕には、「完成された社会システム」に対しての絶望的なニ
ヒリズムを感じる。すでに、破壊したり改造したり出来ると感じる
ことさえ出来ない、厳然たる戦後システムが完成した。
だから。だから、もう一度、「個人」の力を信じたい。「リンカー
ではなくシンカー」(阿部重夫)のネットワークを、今のネットワー
クの上部に蜃気楼のように立ち上げたい。オンブックとは、そうし
て立ち上がった。
地域の活性化とは、個人の活性化以外にありえない。ひとりひと
りの元気な個人の復権以外に地域の活性化はありえない。中央にコ
ントロールされ、中央に収奪され、中央の意見をあたかも自分の意
見のように叫ぶ、そんな馬鹿げたことは、もうやめよう。もう、僕
らは時代的に「大人」なんだから。自分の見える世界は自分の目で
見よう。自分の感じることは自分の心で感じよう。そういう作業を、
ひとりひとりが楽しみながら行うべきだ。
▼オンブックへおいで下さい。
http://www.onbook.jp/
昨日は明け方までコンピュータに向かってた。午後起床。海老坂武「パリの路上から ノートルダムでもなく セーヌでもなく」読了。
今日は待ちに待った「SHIFTER」のツアーファイナルだ。今年の夏は「SHIFTER」に始まり、「SHIFTER」に終わる。一路下北沢へ。U君、Tと落ち合い。「SHELTER」へ。このライヴハウス好きだな。会場はすでに満員。着いた時には、「POT SHOT」が演奏していた。シンガーは低い天井に手を着いて歌っていた。そして、盟友「SIDE EFFECT」がシークレットで登場。やんちゃな悪ガキ達って感じで良かったな。そして、「SOBUT」。ベースの音が半端なく良かった!会場も不思議なグルーヴに包まれ始める。そして、いよいよ「SHIFTER」の登場!気づいたらやっぱり声を上げて、手を高く掲げていた。ステージ前ではモッシュの嵐!俺も一緒に飛び跳ねる。ポジティヴな連帯感があった。sanshiroさんのギターはやっぱりカッコ良かった!まるでテレキャス侍だ。それは目の前の空気を切り裂き骨を断つ。
「SHIFTER」は、自分にとって洋楽のバンドに近い。日本の言葉で歌う洋楽バンド(笑)。ライヴ中、ヨシキさんは、「SHIFTER FROM FAR EAST!」って叫ぶんだけど、「FAR EAST」からやってきたロックバンド。サウンドを聴いているといろんな風景が浮かんでくるんだけど、それは無国籍っていうか、多国籍。それは国境に縛られず、自由にどこまでも移動し続ける。大陸的というか、大らかさを感じる。「爆音」の中に「静寂」がある。時にはそれは砂漠の景色をも運んでくる。きっと彼らの眼には「世界」の広さが見えているのだろう。そして、海の外のどこかの街には、何気ない日常をサヴァイヴしながら「音の力」を信じて、鳴らしてるバンドがいるんだなぁって思う。そういう人達の日常ってどんなだろう?って思う。それは、中学生の頃、洋楽を聴きだした頃に感じたことに似ている。
そして、繰り出される音に反応して掲げた手に「何か」を感じる。
きっと抜け出す道は・ア・ル・ハ・ズ・だ。
今回も素晴らしい音との出会いを創ってくれたSHIFTERに感謝を!ポジティヴなエネルギーをもらって、帰宅。帰り、下北の闇市跡みたいな路地を通る。下北に来るといつもここを通る。
一旦、帰宅してGにTEL。家に迎えに来てもらい「cafe ex.Bodega」へ荷物を運ぶ。運び屋だ(笑)。「cafe ex.Bodega」では、横浜のカッコイイ不良達がレゲエのビートに揺られてた。その後、「Bar MOVE」へ。久しぶりの再会あり、そして、ライヴハウス「7th AVENUE」にてK君たちがパーティーをやっているということでKさんと共に移動。そう、今夜は「CAFE SOCIETY/BAR BOYOSYA」で開催されていた「Lads farm」が、「7th AVENUE」へ場所を移して開催されているのだ。「Lads」達の歓迎を受けて、踊る。かなりご機嫌に酔っぱらってた。
Gとも話してたんだけれど、「CAFE SOCIETY/BAR BOYOSYA」で蒔かれた種が、どこかで発芽して花を咲かせるとしたら、これ程嬉しいことはないよね。うん、KEEP ON MOVING!で行ってみよう!
明け方の京浜東北線にて帰宅。
昼起床。コンピュータに向かう。夕方、外出。西口周辺へ。最近は、ネットで買うことが多いけれど、やっぱり実物を見たいので、「ヨドバシカメラ」→「イシバシ楽器店」→「ソフマップ」→「ビックカメラ」と巡る。ふーむ、それにしても最近の機材の充実度には目を瞠るものがあるな。「M-AUDIO」とかムチャクチャカッコいいもんな。途中「イシバシ楽器」の中古機材のコーナーで明日「ツアーファイナル」の「SHIFTER」のヨシキさんにバッタリ!「SIDE EFFECT」のTさんと一緒だった。街のロッカーって感じでカッコ良かったな。その後、「タワーレコード」に寄る。ツジコノリコの新作がリリースされていた。気になる。
帰宅してコンピュータに向かう。久しぶりに集中してディスプレイに向かった。
今日はラジオ・ミーティング。今日は2Fの会議室風のスペースにて。いよいよ開幕も近づいてきた。今年は12月までいろいろある。果たしてどうなるだろう?ミーティング終了後、「graf media gm : YOKOHAMA」に来ていた「Sound Community DUB」のH君、「PRESSURE HIGH SOUND SYSTEM」のRと会う。ラジオ・プロジェクトのOさんを交えて話す。いろんなラインでリンクができてきている。「ZA-IMビル」の中を探検。地下があって、そこは何と昔「独房」だったらしい。「ジュエル・パーティー(監獄パーティー)」かよ!ってアイディアで盛り上がったら、消防法等の関係でここは使えないらしい。しっかし、牢屋が残ってるとは!「横浜」っぽいっちゃぽい。
「Sound Community DUB」のH君とは、見えているヴィジョンが近い気がする。周りのほとんどの人々が「NO」っていうことが「YES」だったり、またその逆だったり。不思議と話が合う。それは、「cafe ex.Bodega」のYさんも同じで、そういう人は数は少ないが、確かに存在している。それは「希望」と言えば「希望」だ。それは海の外にも確実に存在しているだろう。
最近、ネットでこんな文章を読んだ。
テリー・ギリアムの撮った「ブラザー・グリム」の批評で
「今日のように変動があらわになる時代に、あの人ならばいまの時代をどう考えるのだろうかと思う人が何人かいる。テリー・ギリアムは、わたしにとってそういう人の一人である。だから、総製作費50億ドルの『ドン・キホーテ』(the Man Who killed Don Quixote)(『ロスト・イン・ラ・マンチャ』というすごいドキュメントは残ったが)が未完に終わったのは残念だった。前作の『ラスベガスをやっつけろ』は、あの『未来世紀ブラジル』のギリアムにしては、「保守的」だと思った。『フィッシャー・キング』(The Fisher King/1991)も、決して「大作」ではなかった。おそらく、その意味では、『ブラザー・グリム』は、『未来世紀ブラジル』から『12モンキーズ』(Twelve Monkeys/1995)へつながる線の延長線上にある作品だと言える。(中略)
この映画を見ながら、グリム童話というのは、古い民話を再構成しただけでなく、グリム兄弟が自分らの時代を意識しながら再構成した「現代もの」でもあったのではないかと思った。というのも、映画のなかに「引用」されている「赤ずきん」にしても、「ヘンゼルトグレーテル」にしても、「白雪姫」にしても、魔女と魔法が世界を支配しており、物語は、いずれも魔法からの覚醒がテーマになっている。実際、いまの時代ほどさまざまな「魔法」にコントロールされている時代はない。」
「実際、いまの時代ほどさまざまな「魔法」にコントロールされている時代はない。」
ってのが強烈で。これは、日常、生活していると実感として感じることが多々あるんだよね。
「マス・メディア」ってのは、確実に自分達をコントロールしていると思うし、もっと強烈なのは、「無意識」をもコントロールしてしまっているってことなんだよね。
ヴィム・ベンダースが言っていた「アメリカは我々の無意識を植民地化した」ってのは、そういうことのような気がするんだよね。
で、俺が「面白い」と思うか「思わないか」のポイントはこの辺で、そういった状況を把握した上で、魔法から覚醒させる何かがあるかどうか?ってポイントなんだよね。
薄い皮膜みたく覆い被さっている「常識」を突き破る何かが欲しいんだよね。
「横浜」を歩いてると面白いのは、魔法から覚醒させる何かが「街」の方からやって来ちゃうってことだよ。
今日も帰り、Nさんと一緒に歩いてたら、共通の知り合いの絵描きのNさんの後ろ姿が。
「Nさ〜ん!」って呼んだら、振り向いて「あらー、二人とも知り合いだったの?」なんて。Nさんが個展をやっている「cafe ex.Bodega」へ。
今日は、どこにも寄らずに帰ろうと思っていたのに、レゲエのビートに揺られてご機嫌になっちゃった。
この街で映画が撮られたりしたことは、何となく分かる気がする。
だって、街が「劇場」みたいなんだもん。
まぁ、それは「横浜」に限ったことではないんだろうけど、街を歩いているとそういうことに出会う確率が異常に高いと思う。05年の夏でした。
再びシネマノートより。「グリム兄弟は、古い民話という非常に「ローカル」なものを発掘し、またドイツ語辞典を編纂するという、ある意味では文化の「ローカル」な面に執着したのだが、にもかかわらず、彼らの視線は、「グローバル」だった。つまり単なる「ローカル」にはとどまっていなかった。このトランスローカルな視線が、「グリム童話」を世界的なものにした。このことが、彼らの仕事を、単なるゲルマン神話崇拝のような変則的な民族主義から距離を取らせている。」
昨日は燃えた。灰になった心と身体を休めるべく、今日は充電の日。ぐっすり眠ってエネルギーをチャージする。
ベッドという名の海に溺れて夢を見る。深海に意識を沈める。海の底の居心地も悪くなかったよ。
窓の外の蝉の声も小さくなってきた。そろそろ夏も終わりに近づいているらしい。
本日は、横浜・福富町での「SUNDAY ELEKTRONIKA」。ここ数日で思っていたことは「cafe ex.Bodega」は、自分にとって特別なスペースだってこと。そして、「SUNDAY ELEKTRONIKA」をここでやる必然性も痛感している。俺はここから突き抜けたい。まだ誰もやったことのない方法で。そして、それができる自信が何故か胸の中には宿ってる。
夕方、「cafe ex.Bodega」へ。今回は、自分のコンピュータでDJを試みた。今までも何度かやってみたんだけれど「帯に短しタスキに長し」で、これっていうセッティングがなかったんだよね。今回のもまだ完璧とは言い難いんだけれど、十分「現場対応」できるってセッティングが組めた。このことは自分自身にとってちょっと大きい。
パーティーは、参加メンバーのそれぞれのテンションがいつもより高めだったと感じた。それぞれが「本気モード」に突入してきてるって感じた。自分自身もいつもよりさらに本気モードでマイクを握っていた。
GEEPのDJ中、気がついたらマイクであのいつものモードに入っていて、腹の底から声を出してた。サウンドシステムから、ディレイのかかった声が響いていた。「宇宙」に届くとイイなと思った。
遊びにきてくれたU君が、「ヤバイ空間でした!」って言ってくれた。この手応えを忘れないようにしたい。
俺達が「本気」になれば、「ヤバイ空間」を創ることができる。マジになればなるほど「面白さ」も増えていく。そんな気がしてるんだよね。
とにかく手持ちの札は全部使う。
そんなパーティー。
パーティー終了後、板前DさんとYさんと「闇市倶楽部」なる焼肉屋に行く。久しぶりに焼肉、食べた。最近、肉食べてなかったんで、ちょっとヘビーだった。そういや、タバコも随分前に吸わなくなったし、ヘルシーっちゃヘルシーかもね。酒と不規則な生活時間を除けば、ね。全然ヘルシーじゃないか(笑)。
それにしても「エレクトロニカ」ってのは、愛おしい存在だ。まったく不遇な扱いを受けているようにも思えるが、それも時機に変わるだろう。
明日の「SUNDAY ELEKTRONIKA」のためにいろいろと準備。最後の格闘。コンピュータのセッティングはできた。毎月、毎月イベントを打っていくってことは、自分のダメさ加減も思い知らされてとてもイイ経験だと思う。逃げも隠れもしない。自分にできることをしていくだけだ。
イベント前ってのは一種独特なテンションになる。今日は「SHIFTER」ヨシキさんに誘われていたイベント「ゼットナイト」@渋谷「eggman」へ。ヨシキさんが「面白いよ」っていうんだから「間違いないだろう。これは行かねば!」と思って出掛ける。あれ、ヨシキさん、まだ来てないのかなぁ?って思いながら、開場を待つ。今回は、出演する4バンドすべてシークレットということで、ステージには、カーテンが張られている。で、その幕から見えるシルエットに何処かで見覚えが。あれ?もしかして「SHIFTER」ベースのマークさんじゃない?で、ドラムの竜さんっぽくない?ってことで。もしかして!ってことでバンドの演奏が始まるのを待つ。で、カーテンが開いたら、「SHIFTER」が登場!ドッキリ、っていうか、「SHIFTER」のライヴが観れるとは思ってもみなかったので嬉しい誤算。はっちゃける。
ライヴハウスってなかなか足を運ぶ機会がなかったんだけれど、バンドにはバンドの面白さがあるよね。バンド・サウンドもクラブ・サウンドも自分の中では違和感がなくて、今日も新鮮な体験でした。
「SHIFTER」は、9月1日にツアーファイナルがあって、こちらはチケットがソールドアウトとのこと。こちらも楽しみ!
午後起床。全身に鉛のような疲労感。ふむ、久しぶりかも知れない。再び台風接近。今日は、夕方、ラジオの実験放送をしていた旧関東財務局のオープンの日。今日はじめて聞いたのだが、名前は「ZA-IM」というらしい。そのまんまやんけ!ある意味横浜らしいけど(笑)・・・。我々は今日も実験放送。何故か某タウン誌や某ファッション誌の取材を受ける。放送終了後、同じビルにできた「graf media gm : YOKOHAMA」にて歓談。その後、某サックス・プレイヤーの方と久々に「JOHN JOHN」。TVでは、ダイアーストレイツが歌っていた。その後「Sound Community DUB」。そして、「cafe ex.Bodega」。Yさんにコンピュータについて質問を受けていたので、「cafe ex.Bodega」のコンピュータ・ルーム(笑)にて簡単な作業。今日もダンスホールの若者達はハジけてた。入っていきなりハイタッチしてきたR君は、ex.暴走族だ。バリバリのヤンキーだった。しかし、今、彼はその情熱をレゲエに注いでいる。テキーラ10杯以上呑んだっていうDEEJAYは、「レゲエは最高ッスよ!」って言ってた。果たして自分はどうか?
「エレクトロニカ、最高じゃん!」ってやっぱり思うよ。
Yさんや某レーベルのMさん、某サウンドの方といろいろ話す。基本的には呑兵衛トークだけど、根底ではマジでぶつかるから面白いよね。火花が散ってたよ。
黄金町から京浜急行で帰宅。東神奈川から歩く。結構な距離だよな。でも、台風も去って、空は快晴だった。俺の気分も何故か晴れやかだったよ。
まったく独自の観点から自分たちらしいカルチャーを生み出せそうな予感がするからね。
昼起床。ぐぐっと追い込まれてきた。気合いを入れるため大口に行って髪を切る。その後、石川町→西口→白楽へ帰還。試行錯誤、ぐぐっと前進。だが、間に合うのか!?俺は、これからキッチン・ドランカーならぬ、キッチン・ライターになろうっと。台所でコンピュータに向かうのだ。台風が近づいているらしい。外は雨。今日は限界。明日に備えよう。
昼起床。部屋を掃除。宮内勝典「この惑星こそが楽園なのだ」読了。夜、ものすごい豪雨。ラジオのため外出。間違って「馬車道駅」で降りてしまう。あちゃ、こういう日なのね。今日はどうもバイオリズムが良くないようだ。まぁ、あれだけグレイトな日が続いたから致し方ないかな?旧関東財務局へ。ラジオ、意外に盛り上がる。ここはちょっと気分を変えようと久々に若葉町のタイレストランに寄り、タイカレーを食べる。この刺激が足りなかったのかも知れない。京浜急行で帰宅。
今日は、待ちに待った「Luv.Co」。しかも今回は、「Bankart1929 YOKOHAMA」という歴史的建造物を活用した横浜市が運営するギャラリースペースでの開催。この「Bankart1929 YOKOHAMA」、ラジオ・プロジェクトのOさんのアトリエの近くということもあって、何度か前を通ることがあって楽しみにしていた。Hideo君から「夏に「Luv.Co」やろうと思ってるんだ。」って聞いたのはいつだったっけかな?それから交渉を重ねて、その過程ではいろいろな壁があっただろうけれど、公共のスペースでのパーティーを実現した。その勇気と行動にリスペクト。現場に行って驚いたのが、その音の良さ。旧知の「PRESSURE HIGH SOUND SYSTEM」と「Luv.Co」クルーの始めた「KAMOME SOUND SYSTEM」によるサウンド・システムは、こだわりの機材と心のこもったプレイで音のインプットからアウトプットまでしっかり音を届けてくれる。この日、疲れもあってそんなに体調が良くなかったんだけど、スピーカーの前に立ったらそんなこと一発で忘れてしまった。そして、ムチャクチャ踊りまくった。とっても気持ちよく踊れた。お客さんもDJもスタッフも笑顔が溢れていた。こんなことってあるの?っていうくらい至福の時だった。
このパーティーの良さはね、「言葉」では言えないと思う。体感してもらうしかないと思う。でも「現場」に行けばきっとすぐに分かるよ。これは「本物」だって感じてもらえると思う。
空には丸いお月様。「解き放て 命で笑え 満月の夕」って歌のフレーズが浮かんできた。
確かにそんな感じだった。どうも有り難う。「Luv.Co」。
パーティー終了後、「cafe ex.Bodega」へ。「Luv.Co」から流れてきている人もいる。こういう風にシーンの裾野が広がっていくとイイなと思う。
昨日はすごい一日だった。夕方、G来訪。イベント等、我々のアクティビティーについて話す。具体的に「未来」を作っていく時なんだと思う。最近、家に人が来ることが多い。そういう時期かな?夜、買い物へ。それから、銭湯&サウナ。
今日は、「"Reggaeya & VIBES are there..." Presents JAH BREATH Roots Summer Festival」。このイベント、オーガナイザーのEさんに頼まれスタッフとしてサポートすることになっていたのだ。夕方、海辺の「横浜ベイホール」へ。そこではバンドがリハーサルをやっていた。JAHLIGHT & PRESSURE HIGH によるサウンド・システムは素晴らしいサウンドを鳴らしていた。会場前、「醇風満月堂」さんによるとんでもなく美味しいケータリングを食べる。あまりにも美味しくて泣けた。開演前は何故かやっぱり緊張した。そして、開場。そこからは、本当にもうすんばらしい時間、空間だった。PRESSURE HIGH のRob&Masakiによるプレイ(ターンテーブルは一つしか使わない。ワンドロップというスタイル)を皮切りにJAHLIGHT、GREEN GREEN のライヴへと続く。自分は、ブースの横で転換等のタイムキーパーとして待機しつつ、軽くダンス。うーん、低音の鳴りが素晴らしい。これ浴びたら「鬱」なんて一発で治っちゃうんじゃないか?ってくらい、ポジティヴなヴァイヴス。というか、骨に響く。腕の良い指圧師みたいにツボに効く。そして、いよいよこだま和文&DUBSTATION BANDのライヴ、個人的にこのライヴ、とても楽しみにしていた。だって、こだまさんって言ったら、フィッシュマンズのファースト・アルバムのプロデュースをやった人だからね。で、意外にもこだまさんマイク使って、声を出してた。コール&レスポンス。バンドの動き、身のこなしは、まるで芸術作品のようだ。どこからどうみても一級品。トランペットを一吹きするだけでもう世界が変わる。後半、どこかで聞き覚えのあるフレーズが聞こえてきた。うん、「ゲットアップ、スタンドアップ」だ。そして、こだまさんが歌い出した。「GET UP, STAND UP」それでもう栓が切れた!全力で踊るんだ。この瞬間を楽しむんだ。そしたらやっぱヘッドバンキングになってた。ハードロックか?ってくらいハードに踊った。そして、その後、「イベントなんでアンコールはできねぇんだよ」ってこだまさんは言ったけれど、アンコールを求める声は鳴りやまず、時間、押してまーす!でも、アンコール突入!で、聞こえてきたのは、「WHAT A WONDERFUL WORLD」の旋律だった。そして、その後、かなりハードにアレンジされた「WHAT A WONDERFUL WORLD」でまたも激踊り。気づいたら両手を上げて、叫んでた。こういうのSHIFTERのライヴ以来だ!最高だった。
その後のMIGHTY MASSA とRANKING JOEによるプレイも圧巻だった。RANKING JOEは、始めてみるジャマイカ人のDEEJAY だった。彼は、「ONE WAY TICKET TO AFRICA」って歌ってた。空間を見事に操っていた。ブースの周りにクラウドが集まり始め、それは大きなうねりとなった。RANKING JOEのステップがそのうねりを生み出していた。その現場を間近で見れたことは、とても幸福な時間だった。音のシャワーがサウンドシステムから降り注いでいた。そして、夜は更けていった。朝が近づいてきた。ベイホールの窓から見える空がゆっくりと明るくなっていく。
途中、「FREE RADIO PLATANUS」で「retro virus」というプログラムに参加してくれていたJ君と話す。彼は、ベイホールで働き始め、今はブッキングも担当し始めている。「横浜ロック化計画」について熱く話した。そうそう、途中でPRESSURE HIGH のRobが「楽しいねぇー。呑もうよ。川村君」って言って、ビールを持ってきてくれて、乾杯した。美味かった!それから、振動弐百のHさん、KEMMAKIのNさん、いろんな人と会ったな。そして、何より遊び来てた人達が最高にカッコ良かったな。ホント楽しかった。宴は終わり、撤収。サウンドシステムの搬出。
外はすっかり夏の日差しだった。搬出口のすぐそこは港だ。首都高が走ってる。横付けにされたレンタルトラック。サウンドシステムを積んでそれぞれの場所に戻っていく。夢のようなお祭りだった。
それにしてもオーガナイザーのEさんは、横浜クラブカルチャーのゴッドマザーだ。何度ずっこけても何度でも立ち上がる。大学時代「SUZY」(現「Bar MOVE」)に出会ったことが、自分のクラブカルチャーとの出会いだった。当時の遊んでるオトナたちがあまりに格好良く見えてしょうがなかった。自分も同じ現場に立てるなんて思っても見なかった。だから、今の現状はあまりにも「奇跡的」だよ。そして、何より嬉しく思うのは、「これは自分達のパーティーだよ」って胸を張って言えるパーティーがあること。それもこんなにたくさん。そこには商業ベースとは一線を画す何かがあると思う。もちろん「経済」はものすごく重要だ。それをクリアした上で確かなパーティーを築いていきたい。
Oさん、Rさんとタクシーで石川町へ。京浜東北線で東神奈川へ帰還。夏の日差しが眩しい。頭の中ではまだレゲエのビートがこだましてた。こうしたパーティーに関われたことがとてもとてもいとおしい気持ちだった。
昼起床。郵便局→図書館へ本の返却。図書館、レンタルヴィデオ/CDショップを活用すれば、かなりのことができるな。もはやこれ以上モノが増えても困るだけだし。それから、西口へ。コンピューター・ショップ等を廻る。ところで、街を歩いていて、若い人の顔がものすごく暗いのが気になった。ものすごく薄められたコミュニケーションしかない街。金で買えるものなんてたかが知れている。しかし、すべては資本主義的スペクタクルに覆われてしまった。こういう時「希望」を見つけることは時々とても難しい。新しいシーツとステンレスあくとり!(ずっと欲しかったキッチン用品(笑))を買って白楽に帰宅。夜、A君と駅前で待ち合わせ。秘密の招待状を贈る。深夜、映画「愛のめぐりあい」を観る。
泳ぎ続けなければ死んでしまうマグロのように突っ走ることしか知らなかった。「安定」よりは「破綻」を求めていた。実際、ぶっ壊れたことも何度もあった。未だに「幸せ恐怖症」。けれど、今日は、おだやかな一日を過ごした。それはとても幸福なことなのかも知れない。夜、Mさんから電話があって、旧関東財務局にcafe がオープンしたとのこと。
心地良ーい夢を見ていた。ふと目覚めると天井が揺れている。おっ、デカイの来ちゃうかな?参ったな。って思った。そのまま揺れは収まったので、ひとまずは良かったけれど、ニュースを見ると宮城県沖が震源地の模様。最近、雷も多いけれど、天災だけはどうにもできないだろう。人間、あんまり思い上がっちゃいけないと思う。
夜、旧関東財務局へ。ラジオに参加。アート関連の人と会うと脳みそビリビリって感じなのである。その感覚、嫌いじゃない。その後、「Bar MOVE」へ。Kさんと話す。彼はかなりフットワーク軽く都内、横浜に限らずいろんな現場に行っていらっしゃる。それで現場では「酒の神様」って呼ばれているんだけど、俺にとっては最近、彼が「ロックの神様」に見えてくる。「Bar MOVE」に行くと、いろんなルーツ・ミュージックを聴かせてもらって、雰囲気がニューオリンズっぽいんだよね。ニューオリンズの涼しげな夏って感じ。ダニエル・ラノアとネヴィル・ブラザーズみたいな。今日も「カルメンマキ&OZ」やら「まねき猫カゲキ団」のレコードをバックにルーツ・ミュージックの旅に出る。で、最後に辿り着いたのは「THE IMPRESSIONS」の「PEOPLE GET READY」。グッと来た。
で、ゴキゲンになって、帰る。今日も終電で帰る予定だったはず、はず!だったんだけど、気がつきゃ、電車なんてないんである。で、歩く。で、こういう時思うのは、昔の人は、ぜってーこんぐらいの距離歩いてたよ。って。電車がない時代はさ。こんぐらい平気で歩いてたんじゃねーって思ってたら、あっという間に東神奈川。自転車に乗って、白楽へ帰還。
それから、映画「トーク・トゥ・ハー」を観る。元気だね。
今日は、休息の日。ものすごーい睡魔に襲われる。宮内 勝典・山尾 三省「ぼくらの知慧の果てるまで」読了。素晴らしい本だった。
電子の海から一通の手紙が届く。その方のおじいさんは、戦時中、僕の祖父と同じ、東京青山の近衛歩兵第四聯隊に所属していたらしい、で、そのおじいさんの一言をきっかけに、お孫さんが、祖父の名前をネットで検索。→僕のウェブサイトを発見。→終戦記念日にメイルが届く。
それにしても祖父の名前で俺のサイトが引っかかるとは。こういうことがあるとネットってすごいなーって思う。電子の海を漂う瓶の中のメッセージ。そんなイメージが浮かんだ。
深夜、映画「エドtv」を観る。
昼起床。夕方までコンピュータに向かう。夜、みなとみらい万葉倶楽部ウラ新港パーク(観覧車ウラ海の目の前)にて開かれている「YEMF(Yokohama Electronic Music Festival) 前年祭」へ。先日の「SUNDAY ELEKTRONIKA」にもご出演いただいた夏休みでバッファローから帰省中のM君主催のパーティー。潮風が気持ちイイ。海がすぐ目の前だ。観覧車も見える。こんな場所があったとは。また来てみたいスペースだった。あまりいれなかったんだけど「waterflame」@「Bar MOVE」(第1土曜日)のMAMIYAさんのDJ。MAMIYAさん、木工作家でもあって、DJプレイも立体的というか、造形的なんだよね。そのセンスがすごい好きで、今日も「音」から伝わってくる何かがあって楽しかったな。その後、某所から電話があって「cafe ex.Bodega」へ。まるで「シークレット・エージェントマン」みたいだ。自転車でみなとみらいから伊勢佐木町に行くと「ブレードランナー」みたいでもある。で、その後、「Sound Community DUB」へ。いよいよ「Luv.Co」、来週だ。そして再び「cafe ex.Bodega」へ。Yさんとヴィム・ベンダースの映画の話になって、「NICK CAVE & THE BAD SEEDS」の名前が出た。「THE BAD SEEDS」、日本語に訳すと「悪い種たち」!あとは、LOU REED とかあの辺の雰囲気。俺(達)の頭の中の福富町では、あんなバンドが毎晩、どこかしらで演奏してる。
で、面白いな、と思ったのは、シンクロニシティーっていうか、同時性っていうか、最近、ヴィム・ベンダースの新作がイイって話を聞いたんだよね。
その後、「北海屋」なる居酒屋にて呑む。今日も早めに帰ろうと思ってたんだけど、またしてもやってもーた。
今日会ったYさんの奥さんに「精悍になったね。」って言われたんだけど、そうかも。この夏は、自転車乗りまくってるし、外、出歩いてばかりいるから。でも、そろそろ家で作業に集中する時期かもしれない。
メディア・アクティヴィスト
最近のコメント