海の孤島で物語は淡々と進んでいく。最初、閉じた世界の話かな?と思っていたら、後半、一気に世界が広がった。極私的な視点と世界をリンクさせる手法は見事に目から鱗を落としてくれた。サラ・ポーリーとティム・ロビンスの演技もとても良かった。
この映画を観て思い出したのが「ロッキン・オン」創刊メンバーの一人、岩谷宏のテキスト。
そのテキストは、ネット上でも読むことができます。here.
先日観た「NEXT」が面白かったので、原作・フィリップ・K・ディックの映画を観てみようかと。設定・着想はさすがに面白かった。
「アティチュード」。そして、「意志」を刻みつけること。それがとても大切だ。インタビューに登場する人々の顔にそれが刻まれていた。それが「国境」と「時代」を越えていったのだろう。音楽とユーモアとクレイジーな日々と共に。
面白かった!「ナイト・ウォッチ」と「デイ・ウォッチ」も面白かったから気になってたんだけど、この監督(ティムール・ベクマンベトフ)の世界観、かなりヤバイ。映像表現もここまでくると、凄まじい!
役者の存在感がすごい。それを引き出す監督もすごい。
かなり面白かった。
メディア・アクティヴィスト
最近のコメント