LADS FARM

過去を振り返ることは辛い。現実を直視することは痛い。それでも目を逸らさずに自分なりに記録してみようと思う。痛いけど、気持ちイイみたいな。花田清輝は、「自分は、文章を書くアンマ師みたいなものだ」ってなことを書いていたが、マクルーハンも「メディアは、マッサージだ」って言ってた。コリがほぐれるような言葉を見つけられたら、良いな。

先日映画「PEEP "TV" SHOW」を見たせいか「リアリティー」について考えている。映画「羅生門」のように「現実」は、人の数だけいろいろな解釈があるだろう。ということは、「リアリティー」は、きっとその人の解釈次第かな？

今日は、今年に入ってからスタートした「LADS FARM」。濱マイクや横浜に憧れて、吉祥寺から引っ越してきたK君主催のパーティー。横浜BAYホールでバイトしてるＩ君達も合流して、「LADS」という言葉をキーワードにチョイスした選曲。UKの色が強い夜で、今日は、フィッシュ&チップスが振る舞われた。で、この番組。やっぱりいろんなネットワークがあって、DJをしていただいているKさん、1児のパパで、バリバリに80年代の音楽シーンを通過してきた人なのだ。で、その当時の話を聞くのが密かに楽しみで、今日は、初っぱなから、ヒートウェイヴ、グルーヴァーズ、ボ・ガンボスと来た。で、じゃがたらに繋がるっていう。今までは、クラブ・ミュージックな選曲だったので、意外だったのだけれど、面白かった。やっぱり自分もそのあたりの音楽にすごい影響を受けてきているから。で、最終的には、K君のバイト先のレコード屋さんのＹさんも飛び入りでDJ。ものすごいサウンドが、そこには鳴ってたよ。やっぱりラストということもあるのかな？とても良い空気になっていたと思う。飛び込みのお客さんもいたんだけど、最後まで長居してたから。それから、昨日もそうなんだけど、世代を越えた交流が始まってるってのも嬉しい。

番組終了後、K君達は、某ライヴハウスで打ち上げとのこと。夜の街に消えていった。短い間だったけれど、番組をやってくれて本当にどうもありがとう！