『多発性硬化症』なる不治の病に冒された男とその恋人。舞台はブリストル。音楽は、R&Bやレゲエ/ダブ。そして、サッカー。『痛み』を伴う映像。病状が悪化する中、父親に『(病気と)たたうのか?』と言われた主人公は『もちろん』という。自分ならどうするか?トリッキーが本人役で出演している。ロニー・レイン(スモール・フェイセス、フェイセスのベーシスト。彼も『多発性硬化症』になり、ロッド・スチュアートらミュージシャン仲間が度々ベネフィットコンサートを開いた)の名前も出てくる。主人公の故郷は、グラスゴー。最後のシーンで何度か『ボスニア』という言葉が出てくる(この後、マイケル・ウィンターボトムは、『ウェルカム・トゥ・サラエボ』を撮る)。最後に少しだけ光が漏れてくる。
最近のコメント